距骨頸部骨折を経験して・・・
私は今年の4月12日にスノーボード滑走中
ジャンプ台で着地に失敗して
距骨頸部骨折をしてしまいました。
現在に至るまでどのような状態だったのか
生活する上で注意するポイントなどを
書き綴りたいと思います。
[距骨頸部骨折とは]
スネからなる骨をずっと辿って足の指まで見た時に
横から見て90度に曲がってる部分に存在する骨になります。
横から見るとくるぶし辺りです。
スノーボードで折った時も
「ボキッ」といった音はせず
強めの捻挫をした感じで捉えてました。
実際に、折ったあと
知り合いと短い距離(約1km)ほど滑ってます。
途中、少し違和感を感じたので
それ以上は滑らず板の雪を払って
帰るために車に戻りました。
着替えも無事終わり、少し汗をかいたので
近くの温泉に寄って疲れを取ろうと思い
車を走らせました。
この時までは特に変わりありませんでした。
目的地の温泉に着き運転席から出ようとしたところ
折れた左足で踏ん張ることが出来ませんでした。
骨折をしたことがなかった私には
激しい痛みとして存在しました。
まるで傷口で直接地面に立つような痛みです。
そこで断念した私は片道約2時間の帰路に
つくことにしました。
そこからは運転席の床に足を置くのも
痛い状態です。
オートマの車なので左手をグーにして
左太ももの下に潜り込ませましたがそれでも
耐えられませんでした。
そこで空の2Lのペットボトルを潜り込ませて
左足が浮いた状態を作ることで
要約少しはマシになりました。
途中トイレに行きたくなったため
コンビニに寄らせてもらいましたが
ケンケンをしなければならないほど
左足は使えない状態になったのです。
コーヒーを買おうと思いましたが
尿意が近くなるとまたケンケンをしてトイレに
行かなければならなくなるため、諦めて
お酒を飲む用のブロック氷とレジ袋を購入し
袋に氷を開け放ち、溶けても水が漏れないように
固結びをして左足に取り付け
家に着きました。
シャワーを軽く済ませ
その日は早めに就寝しました。
翌日日曜日でしたが救急外来し
レントゲン撮影して骨折と診断されました。
会社への迷惑やその後の生活など
色々頭の中をよぎりましたが
どうすることも出来ません。
ギプスを巻いてもらい
ロキソニンを処方してもらい帰宅しました。
あとになって分かったのですが、骨折後は
炎症しているので温泉に浸かると
悪化し、痛みが増す恐れがあるそうです。
そんな中サウナに入ろうとしていたかと
思うとゾッとします。
ここから生活編ですが、
まず買って良かったものとして
■TAKUMED ネオプレン素材 繰り返し使えるギプスカバー
防水シャワー 大人の足用

(Amazonで 25.6.18現在) ¥2,180 (税込)
です。
何かというと「足用カッパ」です。
太もも辺りから足の指までスッポリ入る
カッパ素材の袋になります。
足を突っ込む部分がウエットスーツのような
ゴム素材になっており
少し引っ張り広げ足を通し
手を離すと太ももにフィットするように
出来ています。
これとは別に少し安価な
■足を通す所がシリコン素材のもの

(Amazonで ¥1,870 (税込))も発売されて
ますが、レビューを見ると
シリコン素材はどうやら水の侵入があるそうで
おすすめできない内容があったので
少し高くてもネオプレン素材の物を買うことを
強くおすすめします。
あと、購入した方が良い商品は
■包帯とサージカルテープ

※こちらはAmazonでも近くの薬局でも
どちらでも良いです。
サージカルテープは包帯を留めるテープです。
全治に向かう途中でギプスを半分に割り
包帯で巻き付ける状態になります。
ここまで足は洗えませんが
この時に洗える可能性があります。
(あくまで主治医と相談して入浴の時期は決めて下さい)
その時に今まで洗えなかった足に巻き付けていた
包帯を清潔にしたものです。
(せっかく綺麗に洗った足に
汚れた包帯を巻き付けたくないですよね)
包帯とサージカルテープは合わせて
¥1,000行かないぐらいで購入できると思うので
購入して包帯のローテーションをしてもらうのが
ニオイも気になるならおすすめです。
その他は
■パックごはん (レンジでチンして食べられるご飯)

ササッと準備して料理をせずに食を満たせる
■キャスター付きの椅子

折れた足を載せて部屋からトイレや玄関まで
自分を運んでくれます。
有るのと無いのでは移動の
ストレスが変わってきます。
あとは
■冷凍食品や配達の店屋物
■クロックスのような脱ぎ履きしやすい下履き

でしょうか。
足の骨を折ると生活の不便さを改めて感じます。
階段は地獄です。
さっきまでコンビニを走り回っていた小学生も
松葉杖の人物を見るとピタッと止まり
口を開けてジッと見てきます。
ドアを開けてくれる人は仏に見えてきますし
雨の日に傘をさしてくれる人も感謝でしかありません。
行動範囲が極端に狭くなりますが
足が治ったらどこ行こう。と
色々頭で考えて楽しくなります。
あと注意点として
足が折れた時に炎症で足が腫れます。
腫れを緩和するために冷やすことが
重要になりますが湿布では
冷却効果は低いです。
(体感で冷えていても実際には冷えていない)
必ずアイシングする時は氷や水で行いましょう。
他にも色々書きたいことがありますが
この辺りで終わらせて頂きます。
ありがとうございました。
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