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スノボ用品って、気づいたら増える一方じゃないですか?シーズン初めに「これがあれば安心」と買い足して、気づけばバッグはパンパン。でも実際に毎回手を伸ばしているのは、そのうちのほんの一部だったりしませんか?
12年スノボを続けてきた今、スノボバッグの中身を一度、全部出してみました。結果は正直なもので、現役組と、いつの間にか眠っている組がはっきり分かれていました。この記事では、その中身を包み隠さず公開します。
実はスノーボードバッグは3個使っていて、しかも3個とも同じランドリーバッグです。この記事ではまず3つのバッグを紹介し、そのあと中身を1つずつ、最後に番外編としてワックス用品にも触れます。
💡 この記事でわかること
- ✅12年使って本当に残ったメンテナンス道具・消えていった道具
- ✅ホットワックスを自分でやる時の、実際の道具立て
- ✅「良さそうで買ったのに合わなかった」物の正直な理由
| セクション | アイテム |
|---|---|
| 防寒・ウェア系 | SANDBOXのヘルメット |
| バラクラバ(メーカー不明) | |
| ミズノの膝パッド | |
| ARKのヒップガード | |
| スノーボードウェアのズボン | |
| Dimitoのジャケット | |
| OAKLEYのゴーグル | |
| The North Faceのソックス | |
| DAKINEのグローブ | |
| ビーニー(COAL/ノンブランド) | |
| 工具・補修系 | Veromanのラチェットドライバー |
| 100均のブラシ | |
| ワイヤーロック | |
| リフト券ケース | |
| 板の遍歴 | UNIONのデッキパッド |
| ワックス用品 | ガリウムのベースワックス |
| ハヤシワックスのNF-03 | |
| スクレイパーシャープナー | |
| ブラシ3種(ブロンズ・馬毛・ナイロン) | |
| スクレーパー2種 | |
| ファイバーテックスと不織布研磨材 | |
| クリーナー(CLEANER 300/PRO CLEANER) | |
| SWIXのホットワックス用アイロン | |
| ワックス施工台 | |
| 合わなかったゾーン | サーモソックス |
| Seirusのブーツドライヤー | |
| TaoTechのインナーブーツ防水 | |
| スプレーワックス時代 | スプレーワックス(卒業) |
🧳 スノボバッグの中身:3つとも「ランドリーバッグ」

3つとも実はランドリーバッグです。内訳はBURTON製が2つと、モリスポでウェアを買った時に特典でもらったものが1つ。理由は単純で、口が広くてたくさん入り、使いやすいから。スノーボード用品は冬のスポーツ道具なので、見た目以上に荷物がかさばります。
さらに、3つとも色を分けていて、ひと目で何用か分かるようにしています。
①メイン装備用(BURTON製):ウェア・グローブ・ゴーグルなど、スノーボードギア一式を入れています。側面に縦40cm×10cmほどのメッシュが2箇所あり、通気性が良いのもメリットです。
※商品名はBurton Laundry Boston Bag Japan Collection(2020FW発売の日本限定モデル)。現在は廃盤で入手不可。
②車中泊用(モリスポの特典):着替えの衣類などを入れています。メッシュ部分が天面にしかないため、中身(下着など)が見えにくく、宿泊用の衣類を入れるのに向いています。
③ブーツ収納用(BURTON製):スノーボードブーツを入れています。正直ブーツ用としては少し大きめですが、普通のブーツケースと比べると大きいサイズ感なので、出し入れにストレスが少なく済みます。側面のメッシュで通気性も良く、何よりデザインが圧倒的にいいのもポイントです。大体のブーツケースは黒一色やシンプルすぎるものが多い中、好みのデザインを選べるとテンションが上がります。
🧤 防寒・ウェア系

■ SANDBOXのヘルメット
SANDBOXのヘルメットは、夏冬兼用で使っています。本当は冬用の穴が開いていないタイプを買った方がいいのは分かっているのですが、これでも普通に使えてしまうので、そのまま代用しています。
紹介した商品には耳当てが付いていますが、脱着可能で私は外して使用しています。

■ バラクラバ(メーカー不明)
今使っているバラクラバは、メーカーがよく分かりません。それでも物・形・素材が気に入っているので、洗濯で色あせてしまった今も使い続けています。他にもいくつか買って試しましたが、なかなかしっくりくる商品がなく、結局これに落ち着いた形です。
以前はCOALのバラクラバを使っていましたが、顔を出す部分の生地が伸びてビロビロになってしまい、処分しました。
■ ミズノの膝パッド
膝パッドは、ミズノのブランドマーク「ランバード」が入ったバレーボール用のものを、スポーツ用品店で購入して使っています。

■ ARKのヒップガード(尻プロテクター)
ARKのヒップガード(尻プロテクター)も、なくてはならない現役アイテムです。転んだ時にお尻や尾てい骨への衝撃を吸収してくれるパッドで、初心者ほど着けた方がいいのはもちろん、上級者でもよほど自信がある人でない限り着けた方がいいと思っています。パークのキッカーで何回転もするような上手い人でも、着用しているのをよく見かけます。
スノーボードの転倒の衝撃はかなり強く、お尻や尾てい骨を強く打つと、帰りの運転に支障が出るほどの痛みを伴うこともあります。仕事にも影響しますし、何より厄介なのがその後の滑走への影響です。一度打ってしまうと、また同じ場所を打たないように無意識にかばう滑りになってしまいます。安全第一に全振りした滑りは、正直あまり楽しくありません。
実はメルカリでこれまで3枚購入していて、1枚目は使いすぎてボロボロになったので処分しました(購入履歴ももう残っていません)。今使っているのは、2枚目に買ったMサイズ(少し小さめ)と、3枚目に買ったXLサイズ(3,600円)の2枚です。普段はXLサイズをメインで使い、Mサイズは洗濯して忘れた時の保険用として、常にバッグに2枚積んでおくようにしています。それぐらい必要なアイテムです。
(今使っているのはMサイズとXLサイズ。他サイズも商品ページで選択できます)

■ スノーボードウェアのズボン
ズボンは、やや大きめのワイドシルエットのものを着用しています。
■ Dimitoのジャケット
ジャケットは、Dimitoという韓国ブランドの商品を着用しています。比較的ゆったりしたシルエットが好みの方にはおすすめです。
■ OAKLEYのゴーグル
OAKLEYのゴーグルは、実は同じLINE MINERのLサイズを色違いで2個持っていて、両方バッグに入れています。1つは晴天時に使う反射系のレンズ、もう1つは吹雪やガス(視界不良)の時に使うクリアレンズを付けていて、スキー場に着いた時の天候でどちらを使うか決めています。レンズだけ付け替えるのは面倒なので、ゴーグルごと使い分けている形です。
最近はゴーグルのレンズをマグネットで付け替えられる製品も出てきています。それならすぐに交換できるので、次に買うならそちらにしようか検討しているところです。
(Lサイズを使用。他サイズは商品ページで選択できます)


■ The North Faceのソックス
ソックスは、The North Faceのものを使っています。生地が柔らかくて温かいので気に入っています。同じ商品やブランドにこだわらなくても、着圧がほとんどなく、ふくらはぎまでしっかり長さがあるものを選ぶのがポイントです。寒がりな人は、生地が温かい素材のものを選ぶといいと思います。
■ DAKINEのグローブ
DAKINEのグローブは、TITANというモデルの黒を使っています。GORE-TEX素材で水が中に侵入しにくく、5本指タイプではなくミトンタイプ(親指とそれ以外の指の2つに分かれたタイプ)です。このグローブのポイントは、ウェアごと手首を覆えて紐を引けば裾が絞れるので雪の侵入を抑えられること、口が広いので脱着がスムーズなこと、そして寒い時は手首のベルトを締めることで寒さを抑えられることです。季節で保管場所を変えていて、シーズンオフの間はスノボバッグに入れていますが、シーズンが始まるとシューズハンガーに掛けっぱなしにして管理しています。常に見える状態にしておけば忘れる心配もないですし、袋から探して取り出す手間もありません。乾かしておけるのと、放っておけるのもメリットです。

■ ビーニー(COAL/ノンブランド)
ビーニーは、COALのもの(左)とノンブランドのもの(右)の2個を、気分で使い分けています。COALは一例で、スノーボードやスケートボード、音楽、アートといったストリートカルチャーに影響を受けたブランドです。そうした雰囲気に共感する方は同じブランドを、こだわりがなければ他のブランドでも問題ありません。
🔧 工具・補修系 — 裏方だけど頼れる
■ Veromanのラチェットドライバー

Veromanのラチェットドライバーは、板にバインディングを取り付ける時の必需品です。バインディングのビスは普通のドライバーだとネジ穴をなめてしまうので、専用サイズのビットが入ったこれを使っています。手のひらより少し大きいくらいのサイズで、上から押さえながら回すとしっかりトルクをかけられます。スノボバッグには常時入れっぱなしです。
スキー場にも貸し出し用や備え付けのドライバーがありますが、自分のを持っていると、車から降りてちょっとした空き時間に増し締めを済ませておけます。無くても困らないですが、スキー場に置いてあるものは誰かが使っていると順番待ちになりますし、バインディングを別のものに交換したい時も車の中で作業できるので、自由度が上がります。
※実際に使っているのはVeromanというブランドの物ですが、形も機能もほぼ同じです。下で紹介しているのは私のグローブでも使っているDAKINEという有名ブランド品なので、精度はむしろこちらの方が良いかもしれません。今持っていなければ、こちらが欲しいくらいです。


■ 100均のブラシ
滑走後に板やブーツに付いた雪を落とすために使っています。以前はゲレンデに設置されているエアーガンの高圧の空気で雪を吹き飛ばしていましたが、最近はエアーガンを見かける場所が少なくなってきた気がします。理由ははっきり分かりませんが、その代わりとしてこのブラシを使うようになりました。
■ ワイヤーロック
トイレ休憩や昼休憩などで板置き場に板を置いてその場を離れる時、板とパイプなどに巻き付けて使っています。最近は板の盗難が多く、せっかく高額を出して購入した板を盗まれたらガッカリします。100%完全に盗難を防げるアイテムではありませんが、抑止力にはなるので必需品です。
■ リフト券ケース
最近はICのリフト券が増えてリフト乗り場にタッチで入場できるようになりましたが、昔ながらのスキー場では係員にリフト券を見せて入る所もあります。以前は腕や膝に巻き付けるタイプを使っていましたが、締め付けが嫌で使わなくなりました。今使っているのはスノーボード仲間から譲ってもらった物で、ゴーグルのバンドに巻き付けて使えるタイプなので、締め付けることがなく重宝しています。
📦 板の遍歴が見える小物
■ UNIONのデッキパッド

UNIONのデッキパッドは、CAPiTAのDOAという板に今も貼り付けたままです。この板は今、雪の上では使わないオフトレ(オフシーズンのトレーニング)用に転向していて、エッジも丸めてあります。
■ BURTONのデッキパッド
別の板には、BURTONのミニスクレーパーマットを貼っています。他のデッキパッドと比べても、ブーツを置いた時のグリップ力が段違いに良く、気に入っています。

🧺 着替え用バッグ(車中泊用)の中身

中身は、別記事で紹介したメッシュの長袖シャツ、スノーボード用の靴下(DEELUXEではない普通の靴下)、スノーボード以外で履く靴下、パンツ、タオル、寒い日用に履くタイツ。それぞれ無印良品の小分けバッグに数日分まとめて入れています。
温泉に行く時は、この中から1着分だけ取り出して温泉用の袋に入れ、そこにサウナで使うお尻に敷くパッドと、別記事で紹介した防水バッグも一緒に入れて持っていきます。使い終わった濡れ物をどう持ち帰るかは、防水バッグの記事に詳しく書いています。
👢 ブーツ収納バッグの中身
3つ目のバッグは、スノーボードブーツを入れる専用バッグにしています。上部がメッシュになっていて容量も大きいので、ブーツを入れるのにちょうどいいサイズです。
🧴 番外編|ワックス用品 — セルフワックス派の道具立て

ワックス用品の保管場所には、ちょっとしたこだわりがあります。実はスノボバッグではなく、ジップロックの袋に入れています。使ったあとに細かいワックスカスが付着するので、他の物と分けておくと気を遣わずに済むからです。
中身は、ソール面を仕上げる各種ブラシとスクレーパー、スクレーパーを研ぐシャープナー、リキッドワックスとコルク、そしてソール用のクリーナー。クリーナーは以前100均で買った小さめのボトルに移し替えて使っていましたが、最近はGALLIUMのCLEANER 300という小容量タイプに切り替えました。キッチンペーパーだけは袋に入りきらないので、別で車に積んでいます。
💡 これから揃えるなら、セットもあり
自分は道具を一つずつ買い足しましたが、ワックス・ブラシ・アイロン・スクレーパーなど一通りが揃うGALLIUMのトライアルセットも出ています。ブラシもしっかりした大きさで扱いやすいサイズです。ベースワックスの3色・スクレイパーシャープナー・ワックス施工台は別売りです。

■ ブラシ3種(ブロンズ・馬毛・ナイロン)
ブラシは目的に応じて使い分けています。GALLIUMのブロンズブラシ、IGNIOの馬毛ブラシ、そしてGALLIUMのナイロンブラシを大小2つ持っていて、粗い順から使うようにしています。


■ スクレーパー2種
スクレーパーは、マツモトワックスの物とGALLIUMの物を使っています。
■ ファイバーテックスと不織布研磨材
GALLIUMのファイバーテックスと、ダイソーで買った汚れ落とし用の不織布研磨材も一緒に入れています。
■ ガリウムのベースワックス
自分でホットワックスをかけています。まずGALLIUMのクリーナーとスクレーパーで古いワックスや汚れを落として、そこにガリウムのベースワックスを塗り込みます。ベースワックスは白・青・紫の3色を持っていますが、最近は白はあまり使っておらず、紫と青を気温帯で使い分けています。住んでいる東海地方では基本的に紫を使い、少し北へ行く時や滑り始めの時期には青を使うようにしています。



■ ハヤシワックスのNF-03
連泊で滑りに行って板の滑りが悪くなってきた時は、ハヤシワックスのNF-03(リキッドタイプ)をコルクで擦り込んで応急処置しています。

面倒くさがりなので、ホットワックスの中でもフッ素入りのタイプは使っていません。使い方は、まずベースワックスを入れたあと、その上にフッ素入りワックスを重ねて入れるというもの。滑っている時は雪と直接触れているフッ素の層から先に剥がれていく仕組みだそうです。
実はフッ素高含有のGALLIUM SSF49という滑走ワックスも持っているのですが、最近は一切使っていません。
使わない理由は、ホットワックスの工程を2回やる必要があるからです。1回入れて乾かしてスクレーパーをかけたあと、さらに同じ工程をもう一度。余分なワックスをスクレーパーで剥がすのは、ゴミも出るし力も要るしで、かなりの手間です。
それに、そこまでして板の滑走性能が上がっても、趣味で遊んでいるだけです。少し速くなる程度なら、正直そこまで必要ありません。ベースワックスだけの時と比べても、体感できるほどの差はないというのが本音です。そこを頑張るぐらいなら、日々のメンテナンスを頑張った方が効果があるように思えます。
その「日々のメンテナンス」として、滑り終わったあとは板のソールにスクレーパーをかけて汚れを取るようにしています。ソールがきれいになるだけでなく、そのあと被せるソールカバーが汚れるのも防げます。
■ スクレイパーシャープナー
地味だけど効いているのがスクレイパーシャープナー。スクレーパーの角が丸まってくると、ワックスを剥がす作業が全然捗らなくなります。これを買ってからは、その捗らなさがなくなりました。

💡 スクレイパーシャープナーは急いで買わなくていい
始めたばかりの人にはあえておすすめしません。買ったばかりのスクレーパーは、1〜2年は角が立った状態のまま使えると思います。スノーボードは何かとお金がかかるので、無理に最初から揃える必要はありません。指で角を触ってみて「丸くなってきたな」と感じてからで十分です。
■ クリーナー(GALLIUM CLEANER 300/PRO CLEANER)
古いワックスや汚れを落とすのに使っています。普段使いはGALLIUMのCLEANER 300で、大容量のPRO CLEANERも持っています。

■ SWIXのホットワックス用アイロン
ホットワックスをかける時に使っています。
■ ワックス施工台

GALLIUMの折りたたみ式ワックス施工台も使っています。板を挟んで固定できるので、作業がしやすくなります。

ここからは、今は使っていない・見切りをつけた物の紹介です。
🩹 良さそうで買ったのに、合わなかったゾーン
■ サーモソックス
バッグの中には「期待して買ったのに、結局手放した物」も残っています。サーモソックスは、着圧の効果より脱ぎ履きのストレスの方が大きくて卒業しました(この話はまた別記事で詳しく書く予定です)。
■ Seirusのブーツドライヤー
Seirusのブーツドライヤーで肩透かしを食らった話は、ブーツの乾かし方の記事に詳しく書いています。
■ TaoTechのインナーブーツ防水

ここで初めて公開するのが、TaoTechのインナーブーツ防水。滑り終わったあとに確認したら、靴下がびちょびちょでがっかりしました。期待して使った分、地味にショックが大きかった失敗です。
実はこの防水インナー、そもそも水の侵入経路を塞ぎきれていなかったのかもしれません。調べてみると、防水スプレーの類はブーツのタン(甲の部分)まわりの隙間からの浸水には対応しきれないことが多いようです。シャバ雪の中では、どんなに新しいブーツでもかなり浸水するという声もありました。逆に、タンの両サイドまで生地でふさいだ「ガセットタン」という構造のブーツは、浸水しにくい作りとして紹介されています。
実は甲の部分にジッパーが付いていて、締めることで外からの水の侵入を物理的に防ぐタイプのブーツも発売されています。一度試したいと思っているのですが、値段が少し高めで悩みどころです。

防水靴下という選択肢もあります。ゴアテックスの膜を使った靴下で、ブーツの外側とライナーの間にもう1枚の靴下を仕込むような構造です。外側から水をかけても中は濡れなかったという実験報告もあり、すでに濡れてしまったブーツを履く時でも、これを1枚挟むだけで足は快適な状態を保てるようです。モンベルのゴアテックスオールラウンドソックスなどが有名で、ビニール袋よりは値段が上がりますが、蒸れにくく繰り返し使えるのが利点のようです。
もっと手軽に試せる方法もあります。お店で売っている、ブーツの高さまで覆える大きさのビニール袋を、靴下の上からそのまま履いてからインナーブーツに足を通す方法です。これならインナーブーツ自体が濡れても、足は濡れません。狭いインナーブーツに足を通す時も、ビニール袋のおかげで摩擦が減って楽に通せます。破れなければ何度でも使えて、値段は他のどの商品よりも圧倒的に安い。忘れてもコンビニで調達できます。ただし大きなデメリットもあって、滑る日は8時間ぐらい連続で滑ることもあるので、その間ずっと足は大量の汗をかき続けます。袋の中はものすごく蒸れます。口を縛っていないので多少の湿気は逃げますが、ほとんど中にこもったままです。一度試して、自分に合うか確かめてみる価値はあると思います。
🧊 スプレーワックス時代の話(卒業組)
■ スプレーワックス(卒業)

実はホットワックスを始める前は、スプレーワックスを使っていました。滑りが悪くなった時にサッとひと吹きして、コルクで塗り伸ばすタイプです。初心者の頃はホットワックスをしていませんでした。始めるにはアイロン・ワックス・ブラシ・スクレーパーが必要で、ざっと1万円以上かかるので、優先順位を下げていたからです。その間はスプレーワックスでしのいでいました。
今はホットワックスを本格的に取り入れたので、スプレーワックスは使わなくなりました。持続力もホットワックスの方が長持ちすると聞きます。ちなみにリキッドワックス(ハヤシNF-03)との違いはよく分かっていません。どちらもソールに塗ってコルクで伸ばす使い方は同じなので、成分は違っても効果はそこまで変わらないのかもしれません。
❓ スノボバッグのよくある質問(Q&A)
Q. バッグの中身は、毎回全部持っていくんですか?
A. 基本的に入れ替えません。防寒・ウェア系は靴下とバラクラバ以外、ワックス用品もジップロック袋にまとめたまま、シーズン中はずっと車に積みっぱなしにしています。
Q. 自分でホットワックスをかけると、お店に頼むより安いんですか?
A. 金額差は計算したことがないですが、それより「お店に持ち込む手間」を省けることの方が大きいです。
ショップのホットワックスは1回2,200~3,000円程度が相場です。移動は早朝か夜間にして、帰りは疲れているのでまっすぐ帰りたいタイプなので、自分の都合でいつでもかけられる自分ワックスの方が向いています。
Q. バッグの中身を、丸ごと総入れ替えすることはありますか?
A. ありません。実際に見直すのは、その物が壊れた時や、明らかに使わなくなった時だけです。今回のようにバッグの中身を全部出して一度に総点検する機会自体、12年で今回が初めてでした。壊れていない物まで含めて丸ごと入れ替えると、まだ使える物を捨てることになってしまいます。
Q. 一番最近バッグに増えた物は何ですか?
A. ウェアです。飽きっぽい性格なので毎年買い替えていて、使わなくなった物はメルカリで売却し、購入時もメルカリを利用することがあります。
🔰 これから始めるなら、何から揃える?
もし自分が1からスノーボードを始めるなら、という視点で、購入する順番も紹介しておきます。結論から言うと、ケツパッド→ゴーグル→グローブ→(持っていなければ)ビーニー、の順です。
■ ケツパッド(尻プロテクター)
ケツパッドは、今後スノーボードを好きになって続けるか、それとも辞めるかを分ける、いちばん重要なアイテムだと思っています。初心者は転ぶ回数が多いので、逆エッジ以外のほとんどの転倒はお尻から地面に落ちます。慣れている人でも痛いのに、慣れていない初心者はさらに痛みを感じます。その痛みを和らげてくれるアイテムを買わない手はありません。

ただしこれは「今後も続ける」前提の話です。もしケツパッドを買って別の理由で辞めることになったら、そのケツパッドの使い道に困ってしまいます。だから本当に最初の1回目だけは、バスタオルをお尻に巻き付けてからスノーボードのパンツを履くことをおすすめします。何もつけていない状態とは雲泥の差があります。
■ ゴーグルとグローブ
ゴーグルとグローブは、レンタルがないアイテムなので必ず購入する必要があります。ゴーグルには、雪が目に入るのを防ぐ役割と、太陽光の照り返しから目を守る役割があります。とはいえ最初から良い物を買う必要はなく、安価な物で十分です。続けると決めたタイミングで、OAKLEY、Smith、Anon、Dragon、SWANSなど有名ブランドのそこそこ良い物に買い替えるのがおすすめです。
「晴天なら雪が舞わないからゴーグルはいらないのでは」と思うかもしれませんが、実は逆です。晴天の日は太陽光の照り返しがきつく、目がやられてしまいます。天候にかかわらず必ず着けてください。
■ ビーニー
ビーニーは、転んだ時に頭を守る保護具として活用してください。素材は毛糸系ならなんでもよく、最初はなるべく厚みのある物を選ぶのがおすすめです。ヘルメットの方が保護性能は最強ですが、それなりの値段がするので、リスクは残りますが「無いよりマシ」程度の位置づけとして、まずはビーニーを使うのも現実的な選択です。
それ以外の板・ブーツ・ビンディング・ウェアなどは、レンタルか代用で十分やっていけるはずです。金額が高い物なので、レンタルで済ませられるならレンタルで、知り合いに借りられるなら借りるのがおすすめです。
📝 持ち帰り|現役・卒業リスト
※ここではメイン装備(バッグの中身+車に積んでいるワックス用品)だけをまとめています。着替え用バッグ・ブーツ収納バッグの中身は含みません。
| 状態 | アイテム |
|---|---|
| 現役 | ガリウムベース+クリーナー、ハヤシワックスNF-03、スクレイパーシャープナー、ブラシ3種、スクレーパー2種、ファイバーテックス、GALLIUMクリーナー、SWIXアイロン、ワックス施工台、SANDBOXヘルメット、DAKINEグローブ、OAKLEYゴーグル×2(晴天用・吹雪用)、バラクラバ(メーカー不明)、ミズノ膝パッド、Dimitoジャケット、ワイドシルエットのズボン、The North Faceソックス、ビーニー(COAL/ノンブランド)、ARKヒップガード×2(Mサイズ・XLサイズ)、Veromanラチェット、100均ブラシ、ワイヤーロック、リフト券ケース |
| 卒業・保留 | スプレーワックス(→ホットワックスへ移行)、サーモソックス(→普通の靴下)、Seirusブーツドライヤー(→USB扇風機)、TaoTechインナーブーツ防水(お蔵入り) |
12年でスノボバッグの中身に残ったのは、結局いちばん地味な物たちでした。派手な専用ギアより、こまめに使う消耗品と、いざという時の工具。次にバッグを整理する時は、この記事を思い出してもらえたらうれしいです。

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