※本記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト等)を含みます。
プロボックス(バン・4ナンバー)に乗っていて、毎年3月になると必ずやってくるのが車検です。正直な気持ちを言うと、「また来たか」。
買う前は「毎年車検って言っても、まあ何とかなるか」と思っていましたが、実際に毎年やってくると、それなりの出費と段取りが必要です。
この記事では、4年乗っている私が実際に支払った車検費用2年分と、毎年のことだからこそ編み出した負担を減らす受け方の工夫を紹介します。
実際の差はざっくり2.5万〜3万円。まるごと「人にやってもらう手間賃」です。
💡 この記事でわかること
- ✅実額公開:2025年は60,421円/2026年は62,531円
- ✅商用バン(4ナンバー)は2回目以降、毎年車検
- ✅私の工夫:夜勤の日×1日車検×タイヤ交換同時
- ✅ユーザー車検ならいくら安い?(比較と手順ガイドは別記事にまとめました)
🚏 読みたいところへ飛べます(あなたはどれ?)
※姉妹車のサクシード(4ナンバー貨物)も、毎年車検を含めて車検の仕組み・費用区分は本記事と同じです。
❓ そもそも、なぜ毎年車検なのか
プロボックスのバンは「小型貨物自動車(4ナンバー)」なので、車検の有効期間は新車時が2年、2回目以降は1年です。乗用車の「2年に1回」に慣れていると、ここが一番の驚きポイントだと思います。
仕事で酷使される前提の貨物車だから、安全のために毎年チェックしましょう、という制度です。
なお、同じ4ナンバーでも軽貨物(軽バン)は2年ごとなので、「4ナンバー=全部毎年」ではありません。
車検の有効期間(車種別)。あなたの車はどこ?
| 車種 | 初回 | 2回目以降 |
|---|---|---|
| 自家用乗用車(3・5ナンバー)←プロボックスワゴンはここ | 3年 | 2年ごと |
| 軽自動車(乗用) | 3年 | 2年ごと |
| 小型貨物(4ナンバー)←プロボックスのバンはここ | 2年 | 毎年 |
| 軽貨物(軽バンなど) | 2年 | 2年ごと |
💰 実際にかかった車検費用(2年分の実額)

クレジットカードの明細に残っている実額です。だいたい毎年6万円ちょっとと覚えておけば間違いありません。
月に直すと5,000円ちょっと。1日あたりなら約170円。自販機やコンビニで飲み物を1本買うくらいの感覚です。
このうち、法律で決まっている費用(法定費用)はざっくりこの内訳です(自家用小型貨物・車両総重量2t以下の場合)。
- 自賠責保険(12ヶ月):12,850円
- 自動車重量税(1年):6,600円
- 印紙代:2,000円前後(受け方で少し変わります)
つまり約2万円ちょっとは、どこで受けても必ずかかるお金。残りの約4万円が点検・整備・手数料の部分で、ここが店選びで変わる部分です。

ちなみに私のプロボックスは平成25年(2013年)式なので、今年の秋に登録から13年を超えます。13年を超えると重量税・自動車税の両方が上がる区分に入るため、来年から負担が少し増える見込みです(来年、実額をこの記事に追記します)。
| 経過年数 | 重量税 (車検ごと) | 自動車税 (毎年5月) | 合計 (年間) |
|---|---|---|---|
| 13年未満 今の私 | 6,600円 | 14,300円 | 20,900円 |
| 13年経過 来年から私はここ | 8,200円 +1,600円 | 15,700円 +1,400円 | 23,900円 +3,000円 |
| 18年経過 | 8,800円 +2,200円 | 15,700円 | 24,500円 +3,600円 |
※自家用貨物車・車両総重量2t以下・エコカー減税対象外の場合。重量税は車検のたび、自動車税は毎年5月に納める別々の税金です。数字の内訳や13年目以外の方の実額は、下のリンク先で詳しく解説しています
🌙 私の受け方:夜勤の日に「1日車検」

私は3勤3休の交代勤務で、車検は夜勤の日に、コバック(の加盟店)の1日車検で受けています。
- 朝9時の営業開始と同時に車を預ける
- 何もなければ、夜勤に出る前の夕方に受け取り
これで終わりです。ここで大事なのは「なぜ夜勤の日なのか」。
私の趣味はスノーボードで、冬の休みは基本、雪山に行きます。休みの日に車検を入れると、その日はもう滑れません。
朝でも夕方でも翌日でも、預け方をどう変えてもどこかでスノボの時間が削られます。実際の1日の流れを比べたのが下の図です。
「じゃあ代車で行けば?」と思うかもしれませんが、雪山に行くならスタッドレスタイヤを履いた代車を借りなければいけないという制約がありますし、貸してもらえる代車はだいたい軽自動車なので、車中泊もかなり厳しいです。
その点、夜勤の日は日中どうせ滑れない。「潰れてもいい日」に車検を済ませる。毎年のことだからこそ、この時間の使い方に落ち着きました。
🕐 同じ「車検の日」でも、1日はこう変わる
✗休みの日に受けると
→ どう転んでも、滑れる時間が削られる
✓夜勤の日に受けると
夜勤に備えて睡眠
→ 失うスノボ時間はゼロ
代車を借りない理由も正直に書いておくと、慣れない車の運転が苦手だからです。もし事故を起こしたら厄介ですし、その日のうちに自分の車が返ってくる1日車検は、私にとってちょうどいい仕組みです。
正直、私自身「整備が終わった車をお店が陸運局まで持っていっているのか」すら知りませんでした。調べてみると、答えは「持っていっていない」でした。
コバックのような1日車検のお店は「指定工場」というタイプの工場です。国に認められた検査設備と検査員を店内に持っているため、検査そのものをお店の中だけで完結できます。合格したら「保安基準適合証」という書類だけを運輸支局へ提出すれば車検終了。車を運輸支局まで持っていく必要が、そもそもありません。たとえるなら、校内に試験会場がある学校(指定工場)と、外部の会場まで試験を受けに行く学校(ユーザー車検)くらいの違いです。
「朝預けて夕方には終わる」時間の早さの正体は、移動や順番待ちの時間がまるごと発生しない構造にあるようです。ユーザー車検は逆に、検査そのものを運輸支局(検査場)で受ける必要があるので、この移動・待ち時間が必ず発生します。ここが業者車検とユーザー車検の、金額以外の一番大きな違いかもしれません。
☀️ 日勤の方なら、こんな受け方もあります

読者の方が全員交代勤務ではないと思うので、朝から夕方まで働く方向けの方法も挙げておきます(ここは提案です)。
📅土曜の朝イチに預けて夕方受け取り
休日は使いますが半日で完結します(土日営業の店舗かは要確認)
🏢職場の近くの店を選ぶ
出勤前に預けて退勤後に受け取り。半休や時間休が取れる方は、その時間に預けるのもアリです
🚚引き取り・納車サービスのある店を選ぶ
自宅や職場まで対応してくれる店なら時間の損失がほぼゼロ
🚗代車を通勤に使う
私は使わない派ですが、日勤の方には有効な選択肢です
要は「自分の生活リズムの中の『潰れてもいい時間』に車検をはめ込む」のがコツだと思います。
🏭 なぜコバックなのか

きっかけは単純で、宣伝で知っていたからです。ただ、続けている理由はあります。
昔は町の板金工場に車検を出していました。数日は車を預けた記憶がありますし(一般的にもディーラーで2〜3日、整備工場で1泊2日程度が目安のようです)、何より言い値なので適正相場が分からないのが不安でした。
フランチャイズのコバックは料金体系が一律なので、その点は比較的安心です。
🔧昔:町の板金工場
数日は車を預けた記憶/言い値で適正相場が分からず不安
🚗今:コバックの1日車検
その日のうちに自分の車が返ってくる/FCなので料金体系が一律で安心
「言い値で高いのか安いのか分からない」という不安がある方は、最初から複数の車検店の料金を比較できるサービスを使うのも一つの手です。
🎯 1日車検は「通す」ことに徹する|私の二段構え
正直に書くと、1日車検は必要最低限の検査だと理解して使っています。だから、車検のときに「ここの部品がそろそろ…」と勧められた交換や整備は、その場では基本やりません。
代わりに、4月の後半(スノーボードのシーズンが終わって時間ができた頃)に改めて時間を作り、まとめて交換・点検をお願いしています。車検の日は最低限で通すだけ。
しっかりした整備は落ち着いてから。この二段構えが、費用も時間も納得感があって気に入っています。
📅 期限ギリギリの3月中旬に受ける理由
私の車検期限は3月27日。毎年、期限ギリギリの3月中旬に受けています。
理由は雪です。

3月の頭はまだ普通に雪が降ります。スノーボードで雪山に通う身としては、まだスタッドレスタイヤを脱げません。
そこで期限ギリギリまで粘って、車検と同時にスタッドレス→ノーマルタイヤの履き替えもやってもらいます。
これで通常なら別にかかる交換代(約2,000円)が浮きますし、タイヤを積んで持ち込む手間も一度で済みます。毎年車検だからこそ、車検=タイヤ交換の合図という生活サイクルになっています。
🗓 私の「車検まわり」年間サイクル
雪山シーズン
タイヤへ履き替え
まとめて整備
→ 履き替え代 約2,000円と持ち込む手間がゼロ。整備は落ち着いてから
⏰ 毎年車検、忘れない?

「毎年だと、うっかり切らしそう」と思うかもしれませんが、期限の数ヶ月前からはがきが届き、電話でも日程調整の連絡が来るので、忘れる心配はほぼありません(コバックの加盟店では満了日の6・3・1ヶ月前に案内を送っている店舗もあるようです)。
私が自分で確認しているのは、オイル交換とエレメント(オイルフィルター)交換の時期が車検と重なるかくらい。重なるならまとめてお願いした方が手間が省けます。
🧮 ユーザー車検にするといくら浮く?(別記事にまとめました)
自分で受けると、車検基本料の約22,000円と部品交換の工賃が浮きます。差はざっくり2.5万〜3万円。ただし検査に通っても点検整備は別に必要で、そこが本当の分かれ目です。
私の実額との比較シミュレーション、「検査は自分で・点検は後日お店で」という受け方、予約から当日の検査コースまでの手順(書類の記入例つき)は、長くなったので別記事に分けました。
❓ 車検のよくある質問(Q&A)
Q. うっかり車検が切れてしまったら、どうなりますか?
A. 車検切れのまま公道を走ると、「6ヶ月以下の拘禁刑(懲役にあたる刑)または30万円以下の罰金」に加えて違反点数6点。前歴がなくても、その場で30日の免許停止です。
しかも車検切れの車は、たいてい自賠責保険も一緒に切れていて、そちらは「1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金」。両方同時だと合計12点・90日の免許停止とされています。
もし切れてしまったら運転はせず、①自賠責保険を先に継続する→②市区町村の窓口で仮ナンバー(750円・最長5日)を借りる→③車検に持ち込む、の順番で対処してください。
Q. 車検を受けるとき、代車は借りられますか?
A. お店によります。無料の代車を用意している工場もありますが、1日車検のように短時間で終わる場合は代車なしが前提のことも多いです。台数に限りがあるので、必要なら予約の電話のときに「代車をお願いしたい」と先に伝えておくのが確実です。
Q. 期限より早く車検を受けると、次の期限はどうなりますか?
A. たとえば期限が3月31日の車を2月に受けても、次の期限は1年後(乗用車なら2年後)の3月31日のままです。逆に、2ヶ月前より早く受けると次の期限は「受けた日」からの数えになり、そのぶん翌年の期限が前倒しになるので注意してください。
私が3月中旬のギリギリまで粘るのは、本文のとおりタイヤ交換をまとめるためです。混雑する3月を避けたい方は、2月のうちに受けてしまうのもアリです。
Q. 車検の費用は経費にできますか?
A. 事業で使っている車なら経費にできます。点検・整備の費用は「車両費」や「修繕費」、重量税や印紙代は「租税公課」として扱うのが一般的です。仕事とプライベートで兼用している場合は、走行距離などの基準で事業に使った割合だけを計上します(家事按分)。100%プライベートの車は対象外です。
私はコバックで、全額を楽天カードで支払えました(本記事の実額は、そのカード明細が根拠です)。ただし、これはお店によります。「法定費用(自賠責保険料・重量税・印紙代)だけは現金で」というお店が多いので(オートバックスやイエローハットの公式サイトにも同様の記載があります)、カードで払いたい方は予約のときに確認しておくと安心です。
PayPay・d払いなどのQRコード決済も、公式ページで対応を明記しているコバック加盟店があります(使える範囲はお店に確認を)。一方、ICOCAやSuicaなどの交通系ICカードはチャージ上限が2万円のため、6万円台の車検代の支払いには実質使えません。
ユーザー車検で検査場に行く場合は、印紙・証紙を現金で買って納めるのが基本です。詳しくは下のボタンからどうぞ。
Q. 最近聞く「OBD検査」は、プロボックスにも関係ありますか?
A. 結論:プロボックスは対象外です(2026年7月時点で、検査機構の対象車一覧に掲載がないことを確認済み)。
OBD検査(車の電子装置にコンピューターをつないでチェックする検査)は2024年10月から始まりましたが、対象は2021年10月以降に登場した新型車だけだからです。
ご自身の車が対象かどうかは、車検証の備考欄で確認できます。「OBD検査対象車」と書かれていなければ対象外です。
📌 まとめ:毎年6万円ちょっと。工夫すれば怖くない
- プロボックスのバンは毎年車検。実額は2025年60,421円・2026年62,531円
- うち約2万円は法定費用なので、どこで受けても必ずかかる
- 「潰れてもいい日」に1日車検をはめ込めば、生活へのダメージは最小
- 期限が3月なら、スタッドレスからの履き替えを車検と同時にやると交換代と手間が浮く
- 1日車検は最低限と割り切り、しっかりした整備は時間のある時期に分けるのもアリ
- ユーザー車検なら差額2.5万〜3万円=「人にやってもらう手間賃」。本気で安くなるのは点検も整備も自分でやる人(続ければ10年で25万〜30万円)
毎年かかる車検費用は確かに商用バンの弱点ですが、4年付き合ってみると「段取りさえ決めてしまえば怖くない」というのが正直な感想です。
お店に任せる派なら、契約前に複数の車検店の料金を比較しておくと安心です。

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