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🪞 この記事の結論
ドアミラー自動格納ユニットは、ひとことで言うと「ミラーの接触トラブルの確率を下げてくれる装置」です。畳むという「忘れてはいけない作業」を自動化して、毎回ゼロ手間でトラブルの芽を摘んでくれます。
🔍 購入前に確認すること
⚠️ 重要:あなたのプロボックスは電動格納ミラーですか?
このユニットが使えるのは「電動格納ミラー」が付いているプロボックスだけです。グレードによっては手動でパタンと折りたたむだけの「手動格納ミラー」の場合があり、その場合は取り付けできません。対応型式はNCP50/51/52/55/58/59・NLP51です。
| グレード | ドアミラー仕様 |
|---|---|
| DX | 手動格納(電動化の設定なし) |
| DXコンフォート | メーカーオプションで電動格納 |
| GL・F | 電動格納 標準装備 |
確認方法は簡単です。運転席のドアに付いている鏡面調整スイッチの横に「折りたたみ」と書かれたボタンがあれば電動格納付きです。ボタンがなければ手動格納モデルなので、購入前にディーラーや整備工場に確認することをおすすめします。
確認できたら、ここから先でこの装置がもたらす具体的なメリットを見ていきましょう。
トラブルに巻き込まれるのは、普段の生活でできれば避けて通りたい道ですよね。車を上から見たとき、車体の幅から唯一はみ出しているのがドアミラー。
畳んでおけば、そのぶん接触の確率は確実に下がります。
もちろん、折り畳んでも突起が完全になくなるわけではありません。それでも、開きっぱなしよりはだいぶマシ。
その縮まった距離こそが、トラブルの確率を分ける明暗の長さだと思っています。
ドアミラーを畳んでいなくても、トラブルに遭わないかもしれません。ただ、畳まなければトラブルになる可能性は残り続けます。
それを自分の手で回避しようとすると、今後何百回、何千回と開閉ボタンを押し続けることになりますし、押し忘れた日は「やっていない」のと同じで、確率は上がってしまいます。
💡 厄介なのは、畳み忘れに気づくタイミングです。降りる瞬間はドアやカバンに気を取られていて、ミラーのことは頭にありません。気づくのはたいてい、次に乗り込んだときか、隣に車がギリギリで停まってヒヤッとした瞬間。手動である以上、この「気づかないまま放置される時間」はどうしてもゼロにできません。
毎回エンジンを切るたびにサイドミラーを手動で閉じる。地味に面倒くさいですよね。キーレス連動のドアミラー自動格納ユニットを付けたら、この手間がゼロになりました。
🚗 この記事でわかること
ドアミラー自動格納ユニットを後付けして実際に感じた便利さと、取り付けの注意点がわかります。
※この記事の内容はプロボックス50系だけでなく、見た目がそっくりなサクシード(NCP160/165系)にも共通する内容です。
❓ どんな装置か
車のキーレスエントリー(鍵を差し込まずにリモコンのボタン操作でロック・アンロックできるシステム)に連動して、エンジンONでミラーが自動で開き、エンジンOFF(またはロック)でミラーが自動で閉まる装置です。
ボタンひとつの操作を「面倒」と言うと、ズボラすぎると笑われそうですよね。でも乗り降りのたびに毎回発生する手間は、年間にすれば数百回。
そのうち面倒になってたまにしか畳まなくなり、出しっぱなしのミラーをぶつけるトラブルにつながりかねません。人がやっても自動でやっても結果のクオリティが変わらないのなら、自動でやらせましょう。
それがこの装置の考え方です。
ミラーが出ている状態と畳んだ状態を比べると、こう違います。

✅ 付けてよかったこと
駐車場での安心感が上がります。狭い駐車スペースでミラーを閉めておくと、人や他の車との接触リスクが下がります。お買い物から帰ってきてミラーカバーに傷が付いていたら結構ショックですよ。
完全に防げるわけではないですが、付ける価値はあります。プロボックスのカスタム車でオールペイント(全塗装)をされて乗られてる方はミラーカバーも塗装している場合が多いです。
こういった車は一般車に比べるとかなり傷が付きやすいのでミラーをたたんで回避しましょう。
💡 ちなみに、ドアミラーが傷つきやすいシチュエーションとして、修理業者や交通事故の専門記事でよく挙げられるのは次のようなものです(公式統計ではなく、複数の記事に共通する傾向です)。
- 駐車場での接触 。 隣の車とのすれ違い・切り返し・乗り降り時。ショッピングモールやコンビニの駐車場は特に間隔が狭くリスクが高いとされる
- 狭い道路でのすれ違い 。 対向車とのドアミラー同士の接触。過失割合が基本5:5になるケースとして法律事務所コラムで頻出
- 自宅・月極駐車場での壁や柱 。 慎重にハンドルを切っていても擦れてしまう
- 洗車時の摩擦傷 。 洗車機のブラシや手洗いのスポンジ・タオルによる細かい擦り傷(接触ではなく傷という点で毛色が違います)
- 路肩の障害物 。 電柱、草木、ショッピングカートなど
上の2つは駐車場・狭い道路が絡む場面で、まさにドアミラーを自動で畳んでおけば下げられるリスクです。

💡 もう一つ、ドアロックの確認が楽になります。車から降りて歩きながらキーレスでロックをかける場面で、ミラーが畳まれていくのを見ればロックがかかったと分かります。ウインカーランプの点滅は0.5〜1秒で見逃しやすいですが、ミラーが閉まる動作は3秒ほどあるので確認しやすいです。ドアロックが視認できるのは思っていたよりも助かってます。
洗車時もミラーを閉めた状態で洗えるので、ミラーカバーへの水はねが減って楽です。ミラーを折り畳むと車体との隙間が小さくなるので、高圧洗浄機を使ったときにミラーの根元に水が入りにくくなるメリットもあります。
洗車後の拭き取りの手間も少し減り、細かいところですが積み重なると結構助かります。
⚠️ 注意点
- 取り付けには配線作業が必要なため、自信がなければプロに依頼するのが安心
- プロボックスに対応したハーネス付きモデルを選ぶこと(車種適合を必ず確認)

💰 取り付け費用の目安
| 内容 | 費用目安 |
|---|---|
| ドアミラー自動格納ユニット本体 | 約2,000〜4,000円 |
| 取り付け工賃(カーショップ依頼) | 約5,000〜10,000円 |
| 合計 | 約7,000〜14,000円 |
自分で取り付けられれば本体代だけで済むので、コスパの高いカスタムパーツです。
🔧 取り付け作業のポイント
配線作業は主に以下の2つです。
- キーレス信号線(施錠・解錠のタイミングを車に伝える配線)への割り込み(既存の配線の途中に新しい配線を繋ぐこと。家の延長コード・テーブルタップを途中に差し込んで新しい電源を増やすのと同じ考え方です)
- ドアミラーの電源線への接続
プロボックス対応のカプラー(ワンタッチで差し込めるコネクター)付き製品を選べば、配線図通りに接続するだけです。難しい加工は不要で、電装系DIYの経験がある方なら30〜60分程度で完了します。
カーショップに依頼する場合は、部品と一緒に持ち込めばその日のうちに取り付けてもらえます。
Q. 電装品を追加すると、バッテリーやヒューズに影響しませんか?
A. このユニット自体の消費電力は小さいので、通常の使い方でバッテリーが上がる心配はほぼありません。ただし電源を取る場所を間違えると、ヒューズが飛んだり他の電装品が誤作動することがあります。取り付けを依頼するときは「どの配線から電源を取ったか」を聞いておくと、後の点検が楽になります。
❓ よくある質問
Q. ユニットが故障したら、ミラーはまったく動かなくなりますか?
A. 一般には、運転席のスイッチによる手動の開閉や角度調整は純正の配線で残り、自動化の部分だけが効かなくなります。とはいえ既存の配線に割り込ませている以上、動きがおかしいと感じたら早めに取り付けたお店に相談するのが確実です。
Q. 手動でのミラー角度調整や、今まで通りボタンでの開閉操作はできますか?
A. 自動でやってくれるのは開閉(格納)だけで、運転席右側の十字ボタンでミラーの角度調整は今まで通りできます。もちろん、こちらの意思で開閉操作をすることも可能です。洗車の時はエンジンを止める→ミラーが畳まれる→洗車が終わってエンジンONでミラーが開く、という流れに任せているので手動では使いません。一方、対向車とすれ違うのがギリギリな狭い道路を走行中は、ドアミラーをぶつけたくないので一時的に手動で畳んで最小幅で走ることがあります。
Q. 取り外せば純正の状態に戻せますか?
A. 配線を元に戻せば純正状態に戻せる作りです。正直に言うと取り外しは未経験です。故障しない限り外す予定はなく、気に入っている機能なので万が一壊れても買い直すと思います。
Q. 車検に影響しませんか?
A. 3年使っていますが、車検で指摘されたことは一度もなく、話題に上ることもありません。ちなみにオートライトは車検時に確認の連絡が入ったことがありますが、ドアミラー自動格納については全く問題になっていません。
😊 実際に3年使ってみた感想
取り付けてから3年以上経ちますが、故障やトラブルは一度もありません。雨の日も雪の日も問題なく動作しています。
「こんなに便利なのになぜ純正で付いていないのか?」と思うくらい快適です。
コンビニや駐車場に停めるたびに感じる「ちょっとした手間」がなくなると、こんなに気が楽になるものかと実感しました。
👍 プロボックスに乗るなら付けて損なし
商用車は機能がシンプルな分、こういった後付けカスタムで快適さをチューニングする余地が大きいです。
自分で取り付ければ本体代の4,000円以下、カーショップに依頼しても14,000円以内でこれだけ毎日の快適さが変わるなら、付けない理由はないと思っています。純正状態のままミラーを毎回手動で閉じ続けるのは、ちょっともったいないです。
他のプロボックスカスタムと組み合わせることで、商用車とは思えない快適な車内環境が作れます。
Q. 雪国や寒冷地でも使えますか?
A. 使えますが、凍結時は動作に気を使う場面があります。ミラーが凍り付いた状態のまま自動格納が動くと、ミラーや取り付け部品に余計な負荷がかかることがあるからです。雪が積もっているときや氷点下が続く朝は、手動でミラーの氷を落としてから格納させるほうが安心です。
プロボックスのドアミラー自動格納は、一度付けてしまうとその快適さから手放せなくなります。毎日の駐車が少しでも楽になるアイテムとして、長く使い続けられる投資だと感じています。
📌 まとめ
- キーレス連動でミラーが自動開閉、毎回の手動操作が不要になる
- 駐車場での接触リスク軽減とドアロック確認の両方に役立つ
- 「人がやれることは自動でやらせる」という考え方が好きな人に刺さるパーツ
- 購入前に電動格納ミラー(自動でパタンと折りたためるタイプ)が付いているか確認を
