プロボックス納車で感じた純正スピーカー音質の悪さ

最近多くのカスタム車が街中を走っているプロボックス/サクシード。前に乗っていたTOYOTA bBは天井の塗装剥がれが発生し調子も悪く、スノーボードをしているので2WDはさすがに限界かな・・・と思っていた矢先に街中でたまたま見かけたプロボックスカスタム。
速攻でカスタムカーショップを探して、ネットで検索した情報では営業しているとのことでいても立ってもいられず来店。お店はお正月休みだったのは後で気づいたが、並んでる車を勝手に見に行く始末。お店に電話を掛け、営業日を確認して後日来店。お話を聞くと4WDのベース車があり、走行距離も5万km以下だったので車を確認後すぐに契約。bBの調子も限界を迎えてきたため、台車を借りて約4か月の完成待ち。
いよいよ納車日を期待度MAXで迎え、朝一から店頭へ伺う。無事、車の鍵を受け取ってエンジンをかけ、ハンドルを握って運転した帰路。赤信号に差し掛かったタイミングでナビをスマホに連動させ音楽を掛けた時、真っ先に感じた感情「え!?音悪ぅ・・・」
正直、ラジカセのようなチープな音質だった印象が強く残ってます。前車が音響に力を入れた車種bBだったので余計に残念に感じました。
皆さんがカスタムプロボックス/サクシードを購入するなら納車に間に合うようにスピーカーの交換依頼してぜひ回避して下さい。

私はあまりにもショックだったので近所のオートバックスに行って、そこに売ってたこのスピーカーを購入して取り付けてもらいました。
おすすめ商品は「レベルが上がるスピーカー」
■Pioneer パイオニア TS-F1040-2 10cm カスタムフィットスピーカー
プロボックスに取り付け可能な10㎝サイズのスピーカーになります。


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メリット
- プロボックスの音が明らかにマシになる
- スピーカーの価格が安い
- ポン付けで交換が可能
プロボックスの音が明らかにマシになる


先に言っときますが音がめちゃくちゃ最高になる訳ではありません。私主観でマシになるレベルです。しかし、交換しないより全然音が良いのですぐに交換しましょう。中音〜高音が良くなる印象です。元々付いてるスピーカーがしょぼいので比較すると良さは分かると思います。違いを感じてもらうなら純正スピーカーの音を確認してもらってから交換して聴き比べをしてもらうと感じることができます。
スピーカーの価格が安い


車を購入してどなたも金欠気味になってると思います。1万円でお釣りがくる値段は大助かりです。高級なものを買おうとしても、音の良さはスピーカーの大きさに比例します。十分この値段のもので大丈夫です。お金を掛けるところはココではありません。他の商品を買い足して好みの音響環境を少しづつ作って行くのをオススメします。
ポン付けで交換が可能


純正スピーカーを外して加工不要で取り付けが可能なので作業時間も短くて済みます。スピーカーが入ってる蓋の部分の外し方を知ってる方は簡単に交換ができると思います。精密ドライバーのような先端のとがったものでスピーカーが入ってる網の部分の隙間に差し込み、テコの作用で簡単に外れます。スピーカーはビスで止まっているだけですので固定も簡単です。もし、ご自身で交換するなら必要になってくる商品も併せて紹介します。
■エーモン(amon) AODEA(オーディア) スピーカー変換ハーネス
簡単に言うと変換プラグです、車両側のスピーカーコネクターを抜いて、こちらの商品の太いコネクターを差し込み、スピーカーの電極部分にこちらの細いコネクターを差し込めば完成します。この商品がないと取り付ける時に配線のやり直しが発生するのでかなり面倒臭いです。


もし、整備工場に依頼して取り付けてもらう場合は短い時間で取り付けてもらえるのであらかじめ予約だけすれば、1時間経たないぐらいで完成します。忙しい時も待ち時間が少なくて済みます。
デメリット
- スピーカーの低音が弱い
- 音質をこだわるとキリがない
- 10cmスピーカーだと大体同じレベル
スピーカーの低音が弱い


これが1番の弱点かもしれません。音に深みがないのです。残念ながら望むような低音はほぼ出ないと言って良いです。よって音質はスカスカな軽い印象の音です。取り付けたあとはしばらくこのスピーカーで我慢するか、別で低音を発生させる装置を購入して下さい。低音発生装置は別の記事で紹介します。
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音質をこだわるとキリがない


メリットに書きましたが、こちらのスピーカーに交換してもマシになるレベルです。どこで妥協するかが音質をこだわる上で重要なポイントになります。音質を追求すると切り無くお金が掛かります。しかし、もともと商用車であるプロボックス/サクシード。乗用車のように作られていないのでスピーカーのポテンシャルが低いです。こちらのスピーカー同様にあと付けで色々追加しないと高音質な環境は望めません。
10cmスピーカーだと大体同じレベル


運転席と助手席のダッシュボードに付いてるスピーカーは10cmの小型スピーカーになります。改造しない限りこれ以上大きいスピーカーを乗せることができません。構造上、スピーカーがハマる場所は筒のような形状をしていて、そこにスピーカーを固定するからです。スピーカーの振動板も小さいので中低音の再生能力が乏しく、音の厚みや迫力が乏しい結果になります。よってスピーカーの大きさが同じ規格なので純正以外のどれを付けても大体同じようなレベルの音になります。
音響改善の第一歩。今後色々付け足すことで理想の音に。


交換は強くおススメしますが、このまま乗り続けるにはちょっと物足りない着地になります。私もそうでしたが車を購入してキャンプやアウトドアやドライブなど、やりたいことが色々あって楽しい時期だと思います。納車をして、その期待度からの落胆は計り知れません。始めはオーディオの設定をミスったのか疑いましたが、これが設定のミスではなく純正スピーカーの能力と分かると、落胆と同時に音響の改善が必要だと感じ、いても経ってもいられませんでした。
始めはこのスピーカーを交換してもらい今後、色々な音響機材を付け足してもらい、好みの音楽環境にして行って下さい。
できることなら、私と同じBAD経験を避けてもらうために納車前に購入してもらい納車の時はこのスピーカーから音が出るようにして下さい。ただし音質への過度な期待は禁物なのでくれぐれも注意して下さい。
今後も色々いじって、良いプロボックス/サクシードライフを楽しんで行きましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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