
お盆の帰省、行きは夜通し運転で渋滞をゼロにできました。今回はその帰り道、宮崎の実家から三重までの記録です。
日中に出発したこの日は、渋滞よりも先に別の壁にぶつかりました。スマホのナビ画面が朝日で見えなくなり、気づいたら知らない土地を走っていたのです。プロボックスで一人、6時過ぎに出発して、辿り着くまでの898kmの話です。
💡 この記事でわかること
日中の帰省ドライブで実際に遭遇した「朝日でナビが見えなくなる」問題への気づき方、宮島SAでの給油ミスと距離の答え合わせ、渋滞のたびに到着予定がどれだけ後ろへずれていったかの実測データ、そしてトンネル入口でヒヤリとした場面から学んだことがわかります。
最大の教訓は「朝の時間帯にスマホ1台のナビだけに頼るのは危ない」ということでした。太陽が低い時間帯は画面が反射して見えなくなり、気づかないまま別方向へ進んでしまいます。
ナビのトラブルより、通行止めのない日でも渋滞に巻き込まれたこと、そしてトンネル入口で危うく事故になりかけたことのほうが記憶に残りました。当初17:10だった到着予定は、最終的に20:33、約3時間20分の遅れになりました。
この帰省の行き、夜通し運転で渋滞をゼロにできた話はこちらにまとめています。
🌅 6時過ぎ、満タン給油で出発
宮崎の実家を出発したのは朝6時過ぎ。ガソリンは満タンにして、プロボックス一人旅のスタートです。行きが夜通し運転だったのに対して、帰りは日中の移動を選びました。

出発時点の走行距離計は116,722km。ここから三重の自宅までの記録が始まります。
日中の移動を選んだのは、疲れ方が全然違うからです。私の経験上、夜に走ると視界が悪くなる分、どうしても疲れが大きくなるイメージがあります。
💡 夜は目の使い方そのものが昼間と変わる

調べてみると、理由がありました。人の目は暗い場所では色を感じにくい「桿体細胞」中心の見え方に切り替わるため、暗い服を着た歩行者や無灯火の自転車が背景に溶け込んで見えにくくなります。さらに対向車のライトを浴びると、開いていた瞳孔にまぶしさが強く入り、視界が回復するまで時間がかかる「グレア(幻惑)」も起きやすくなります。暗い部屋で急にスマホの画面をつけた時に目がくらむのと同じです。こうした変化のぶん、夜は昼間よりも目や神経への負担が大きいのだと思います。
なので、日中に出発すれば夕方以降に渋滞へ巻き込まれる可能性はありますが、それでも朝一番で出発することを選びました。あとは、道中の景色が見える方が旅らしさを楽しめるというのも、選んだ理由の一つです。
📱 朝日でナビが見えなくなる|気づいたら大分・九重
東九州道を走っているうちに、太陽が昇ってきました。スマホを車載ホルダーに置いてナビを表示していたのですが、画面に朝日が反射して、ほとんど見えない状態になっていました。それでも音楽をかけてノリノリで走っていたら、気づいたときには本来のルートを外れ、大分県の九重(スノーボードで来たことのある土地)まで来ていました。

気づいたきっかけは、進行方向を示す青いラインです。まっすぐ進むはずの線が、九重の手前でクネクネと折り返しているのを見て、「あれ、おかしいぞ」と思いました。
🚗 本当は行きたかった方向

😅 実際に行ってしまった方向

一旦車を降りて、あらためて九重ICから乗り直しました。この時点(8時34分)でも到着予定は17時10分のまま変わっておらず、乗り直した直後はロスの大きさがまだ表示に反映されていなかったようです。とはいえ、降りて・乗り直す・体勢を立て直すという一連の動きだけでも、確実に時間を失っています。
💡 朝日でスマホ画面が見えなくなるのは珍しくない

スマホの画面は基本的に反射防止コーティングがされていないため、太陽が低い時間帯に進行方向から光が当たると、驚くほど見えなくなります。日の出後1〜2時間、日の入り前1〜2時間は特に注意が必要です。明るさを上げても反射自体は消えないため、日除けで影を作る、車の向きを変える、違和感があれば早めに確認する、といった対策が現実的だと感じました。
☕ コーヒーと関門橋、宮島SAでひと息
気を取り直して北九州方面へ。上毛PAで休憩がてらコーヒーを飲んだのですが、これが裏目に出ました。想像どおりというか、そのあとトイレに何度も行くはめになりました。
そのまま関門橋を渡って山口県に上陸。日中に渡る関門橋は、夜とはまた違う開放感があります。

山陽道を進み、宮島SAに立ち寄りました。実はここ、宮崎へ向かう行きにも立ち寄った場所です。行き帰りどちらも同じSAで一息つけたのは、なんだか嬉しい偶然でした。
⛽ 宮島SAでうっかり満タン給油

宮島SAで給油することにしました。給油中に別のことを考えていて、気づいたら思った以上に入っていたこと、ありませんか?残りの距離を考えると、本来は15L程度入れれば十分な計算でした。ところが給油しながら別のことを考えていて、気づいたときには30.68L、ほぼ満タンまで入れてしまっていました。慌てて給油をやめましたが、後の祭りです。

金額は6,075円(198円/L)。給油自体に気を取られていたせいか、この時無意識のうちに車のトリップメーター(区間距離計)もリセットしていたようです。これについては後半の「実家から宮島SAまでは何kmだったのか」で詳しく触れます。
🚗 混み始めたSA、渋滞に巻き込まれ始める
宮島SAを出た13時過ぎから、状況が変わりました。それまで空いていたサービスエリアの駐車場が満車に近くなり、本線も詰まり始めたのです。行きの夜通し運転では一度も経験しなかった渋滞に、帰りの日中はしっかりはまりました。

覚えている限りでは、岡山から広島・福山にかけての区間で立て続けに渋滞に遭遇しました。人や物の移動が多い時期だったので、単純に交通量が多かったのだと思います。

福山SAの休憩スペースには、人の背丈ほどあるガンダムが展示されていました。渋滞でピリピリしていた気持ちが、少しだけ和みました。

ガンダムを眺めて、少し気が紛れました。

しかし、渋滞はこの先もまだ続きました。
⚠️ トンネル入口でヒヤリとした瞬間

この日、一番記憶に残っているのは渋滞ではなく、あるトンネルの入口での出来事です。私は普段から、知らない道を走るときや、ナビを確認するために一瞬視線を外すことがある時は、前の車との車間を十分に取り、スピードも落とし気味にしています。
危なかったのは、ちょうどトンネルに入ってすぐ、外の明るさとトンネル内の暗さの境目、一番見えにくい場所でした。追い越し車線を走っていたところ、前を走っていた車が完全に停止していたのです。ハザードランプは点いていませんでした。私は車間を取っていたおかげで停止できましたが、後続車は私との車間をあまり取っていなかったようで、慌てて急ブレーキをかけたものの間に合わず、停止していた私の車を避けきれずに走行車線へ急ハンドルを切っていました。
結果的に事故にはならず、私自身も巻き込まれずに済みましたが、「あぶない」と思わず声が出るくらいの場面でした。車間距離は自分のためだけでなく、後ろを走る車のミスをカバーするためでもある、と実感した出来事です。
💡 高速道路のトンネルで同じヒヤリを防ぐために

今回、事故にならずに済んだ一番の理由は、車間距離を普段から広めに取っていたことだと思います。目安は時速100kmなら約100m、時速80kmなら約80m。時間にすると2秒以上です。もし車間を詰めていたら、私自身が今回の「後続車」の立場になっていたはずです。
もう一つの教訓は、ハザードランプが点いていなくても「前方に停止車両がいるかもしれない」と常に想定しておくことです。今回のようにトンネルの明暗差が重なると、発見はさらに遅れます。明るい屋外から建物の中に入った瞬間、一瞬まわりが見えなくなるのと同じです。
追い越し車線は、追い越しが終わったら走行車線へ戻るのが原則です(道路交通法20条3項)。渋滞や交通の流れで戻りづらい場面もありますが、覚えておきたいルールです。

車間距離を意識しながら、そのまま先を急ぎました。
🍽 大阪の夕食はキャンセル、まっすぐ帰宅へ
当初は大阪に寄って夕食を食べてから帰る予定でした。しかし渋滞続きで、このままでは帰宅がかなり遅くなりそうだったため、夕食の予定はキャンセルし、そのまま三重へ向かうことにしました。
新名神も、私が使う宇治方面の区間がかなり渋滞していて、ようやく乗れたと思ったらまた流れが悪くなる、ということを繰り返し経験しました。
🕐 到着予定はどう変わっていったか

渋滞は一度にドンと来るわけではなく、少しずつ積み重なっていきます。それがよく分かるのが、ナビの「到着予定時刻」の変化です。九重で乗り直した直後の記録から、実際に帰宅するまでを並べてみました。
| 時刻 | 到着予定 | 残り距離 | 状況 |
|---|---|---|---|
| 8:34 | 17:10 | 747km | 九重ICで乗り直した直後 |
| 13:14 | 17:25 | 319km | 宮島SA手前 |
| 15:35 | 18:45 | 196km | 岡山付近で渋滞 |
| 16:16 | 19:06 | 162km | 山陽道を走行中 |
| 18:26 | 20:13 | 100km | 新名神・宇治方面が渋滞 |
| 19:14 | 20:26 | 62km | 京滋バイパス |
| 20:33 | (実際の到着) | 0km | 自宅に到着 |
九重を乗り直した直後の到着予定は17時10分。最終的に着いたのは20時33分でした。約3時間20分、じわじわと遅れていったのがこの表からも分かります。一度に大きく崩れるのではなく、渋滞のたびに10〜30分ずつ後ろにずれていく感覚でした。
⛽ 給油データ(2回・実額まとめ)
この日給油したのは2回。宮島SA付近と、帰宅直前の三重県内です。
| 時刻 | 場所 | 給油量 | 単価 | 金額 |
|---|---|---|---|---|
| 12:55 | 宮島SA付近 | 30.68L | 198円/L | 6,075円 |
| 20:30 | 三重県内 | 33.13L | 161円/L | 5,334円 |
| 合計 | – | 63.81L | – | 11,409円 |

2回合計で63.81L、11,409円でした(出発前に満タンにした分は金額の記録が残っていないため、この合計には含めていません)。
高速代の総額は18,240円でした。
📏 実家から宮島SAまでは何kmだったのか

宮島SAで給油したとき、無意識のうちにトリップメーター(区間距離計)もリセットしていたようです。給油前の12時58分にトリップメーターに表示されていたのは493.7km。出発時の走行距離計は116,722km、宮島SA到着直後(12時56分)は117,206kmだったので、ここまでの走行は484kmでした。トリップとほぼ同じ数字で、辻褄が合います。
Googleマップで実家近くのICから宮島SA(下り)までのルートを検索すると、最速ルートで440km前後と出ました。実際に走った484kmとの差、約40kmは、大分県九重での道間違いによる寄り道分とほぼ一致すると考えられます。
つまりこの日は、実家から宮島SAまでが約484km、宮島SAから自宅までが約414km、合計898kmという内訳でした。
🏠 帰宅、走行距離898km
三重県内で最後の給油をすませ、山道を抜けて自宅に着いたのは20時33分。出発から約14時間のドライブでした。

走行距離計は117,620km。出発時の116,722kmから、898kmを走ったことになります。
❓ よくある質問
Q. 朝日で画面が見えなくなったとき、応急的にできる対策は?
A. 有効なのは、太陽光そのものを遮ることです。手や地図で画面に影を作る、車の向きを少し変える、一度サービスエリアに入って落ち着いて確認するといった方法で、反射を防げます。画面の明るさを上げても反射自体は消えませんが、多少は文字が見やすくなることもあります。今回は気づくのが遅れましたが、以後は違和感を覚えた時点で早めに対処するようにしています。
Q. スマホのナビだけに頼るのは危険ですか?
A. 1台だけに頼るのはリスクがあると感じました。今回のように太陽光で画面が見えなくなることもあれば、電波状況で読み込みが乱れることもあります。車載ナビと併用する、主要区間だけでもオフライン地図をダウンロードしておく、といった二重の備えがあると安心です。
Q. 次回、渋滞を避けるなら、いつ出発するのがいいですか?
A. お盆のUターンラッシュは、例年8月15日・16日の17時前後が最も混雑するとされています。実際、この日の渋滞も13時頃から始まり、夕方にかけて悪化していきました。渋滞を避けるなら深夜2〜4時出発が理想、それが難しければ14:30〜16:00の間に出発してピーク前にSA・PAが多い区間を抜けておく、というのが現実的な対策のようです。
Q. 結局、夜通し運転と日中運転、どちらがおすすめですか?
A. 条件次第だと感じました。お盆のような混雑期をまたぐ長距離なら、渋滞をほぼゼロにできた行きの夜通し運転が有利でした。一方、日中運転は視界がよく景色も楽しめる反面、今回のように渋滞や朝日の反射といった別のリスクもあります。混雑期は夜、比較的空いている時期・区間なら日中、というのが今回の実感です。
📌 まとめ
日中の帰省ドライブで分かったのは、渋滞を避けても別のリスクがあるということでした。朝日でナビが見えなくなったこと、宮島SAでの給油ミス、そして渋滞のたびにじわじわ後ろにずれていく到着予定。何より記憶に残ったのは、トンネル入口でのヒヤリとした場面です。
行きの夜通し運転、帰りの日中運転、どちらにもそれぞれの注意点があると感じた898kmでした。

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